ESG

地域・社会とともに 保安防災への取り組み

工場は、地域社会と密接な関係のもとに運営されています。
カネカグループはさまざまな安全への取り組みを通じて、安全・安心の徹底を図り、地域社会から信頼される工場づくりを推進しています。

K KANEKA
J JAPAN
W WORLDWIDE

プロセス事故ゼロを目指して

K J 

カネカグループでは「安全を経営の最重要課題」と位置付けて、プロセス事故ゼロを目指した取り組みを行っています。しかしながら2016年度は、20件のプロセス事故が発生しました。特に、海外グループ会社の工場での発生が多いことから、現地での安全点検や指導を行う等、カネカグループ全体として安全技術のレベルアップに努めています。これらの活動を継続し、安全・安心な事業活動を推進していきます。

■安全に関する基本方針

  • ◇ 安全の確保は、経営の基盤をなすものであり、あらゆる事業活動の基本である。
  • ◇ 安全の確保は、地域社会や世界の信頼の基礎である。
  • ◇ 安全の確保は、「すべての事故は防止できる」との信念に基づくものである。
  • ◇ 安全の確保のためには、職務に応じてすべての社員に果たすべき責任がある。
  • ◇ 安全は、絶えず守り続けなければならない。

防災訓練の実施

K J 

2016年度も下表のように当社全工場で総合防災訓練を実施しました。大規模地震、危険物の漏えい火災等の発生を想定したシナリオに基づき、現地の公設消防との合同訓練を行う等、有事に備え、対応力向上のための訓練を行っています。

■総合防災訓練

事業場名実施年月日参加者数内  容
高砂工業所2016年12月7日2,356名地震発生により、有害ガスが漏えいし、余震で火災が発生したことを想定した消火訓練を高砂市消防本部と合同で実施した。
大阪工場2017年2月24日996名地震発生により、有害ガスが漏えいしたことを想定した処置、避難訓練を摂津市消防本部、市役所と合同で実施した。
滋賀工場2016年11月22日395名地震発生により、建物火災が発生したことを想定した消火、避難訓練を実施した。
鹿島工場2016年11月21日240名危険物を貯槽へ受入れ中に火災が発生したことを想定した消火訓練を実施した。

消防訓練の様子(滋賀工場)写真
消防訓練の様子(滋賀工場)

プラント安全確保の取り組み

K J 

爆発火災事故の未然防止活動として、海外工場でのプラント建設において、学識者らと意見交換し、高沸物の管理基準設定、タンク転用時の安全性判定を行い、爆発火災リスク低減活動を継続実施しています。
これら安全技術をさらに深耕することでプラントの安全確保につなげていきます。

CHECK & ACT

2015年度のプロセス事故14件に対し、2016年度は20件と増加しています。事故の多くは、海外グループ会社の工場で非定常時に発生していることから、現地の指導を通じ安全管理レベルの向上を図っていきます。

大阪工場 押出発泡設備での火災事故について

火災事故の概要

2016年7月1日15時00分頃、大阪工場(大阪府摂津市)の押出発泡スチレンボードの生産中に発泡体に引火する事故が発生し、公設消防署に通報しました。ただちに作業員が消火器で消火し、人的および物的被害はありませんでした。近隣の住民の皆さまをはじめとする関係先の方々に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

事故原因の究明

生産品種の切替え作業時に押出発泡スチレンボードを生産ラインから取り出し積み上げ中に、静電気が着火源となり、可燃性ガスに引火したものと考えられます。

再発防止に向けた安全対策

実験室にて着火のメカニズムを明らかにしました。設備面、管理面での除電対策の強化を図り、他の拠点へ水平展開することで再発防止に努めます。

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