2012年度日本太陽エネルギー学会優秀技術賞受賞

―太陽電池防眩モジュールの開発に対して―

株式会社カネカ 広報室
2013/06/11
当社、ソーラーエネルギー事業部の3名が2012年度日本太陽エネルギー学会 優秀技術賞を受賞し、5月30日に東京理科大学・森戸記念館で開催された第3回総会後に授与式が行われました。
優秀技術賞は開発された太陽エネルギー利用関係技術等で、優秀と認められる技術を開発または考案し、かつ当該技術を用いて製品化したものに対して贈呈されます。

・賞の種類: 2012年度 優秀技術賞
・賞の対象:「低反射瓦一体型太陽電池モジュールの開発」
・受賞者:ソーラーエネルギー事業部技術統括部 中田年信・佐々木敏明・太田信久
・受賞理由:再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を背景に太陽光発電の普及が急速に進んでいるなか、太陽電池パネルおよびシステムには長期信頼性をはじめとする新たな課題解決が要求されている。南向き面以外の低傾斜面にパネルを設置した際のパネル反射光による問題は、まさに大量普及段階に生じた新たな課題であり、パネル設置可能面を拡大するためにも早期解決が望まれる。
対象技術は、反射防止構造の工夫により、従来技術では困難であった低反射性(防眩性)と防汚性を高度に両立しており、上記課題の解決に大きく貢献する製品技術として高く評価できる。

以 上

 
【日本太陽エネルギー学会の概要】
平成22 年10 月設立。昭和36 年7 月設立の「日本太陽エネルギー協会」を発展的に改組して昭和50 年(1975)5 月に「日本太陽エネルギー学会」を設立し、平成22 年10 月「一般社団法人日本太陽エネルギー学会」に移行。会長:荒川裕則(東京理科大学工学部教授)
【所在地】
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-44-14
ウェブサイト http://www.jses-solar.jp/ecsv/front/bin/home.phtml