蓄熱量を倍増させた潜熱蓄熱材で新製品7種を開発

―第27回インターフェックスジャパンに出展―

株式会社カネカ 広報室
2014/06/26
 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉 護、 以下、カネカ)の100%子会社である玉井化成株式会社(本社:小樽市、社長:佐藤 尚治 以下、玉井化成)は、2013年7月に販売を開始した潜熱蓄熱材パッサーモF20に続き、当社従来品に対し蓄熱量を倍増させ、各種温度帯(3℃、10℃、15℃、25℃、30℃、35、37℃)で凝固/融解する新製品7種類(パッサーモFシリーズ)を開発しました。
 パッサーモFシリーズは、天然油脂から加工した原料を主剤とし、玉井化成と当社が共同開発した配合処方設計技術を活用し、他の複数の有機化合物との組み合わせで融解および凝固のバラツキを抑制した蓄熱材です。

 治験薬や特殊薬品・検体など医薬・医療分野を中心に、温度管理を伴う輸送へのニーズが増加しており、今後は再生医療やバイオ医薬市場の拡大に伴って、さらに需要が拡大するものと予想されています。各種温度帯の新製品を市場に投入することにより、さらなる事業拡大を目指します。

 7月2日(水)から東京ビックサイトで開催される第27回インターフェックスジャパンに、新製品および、潜熱蓄熱材各種と断熱容器を組み合わせた定温輸送用パッケージ(製品名:TACPack)を展示します。また、当社が独自に開発したパッケージの内部温度解析技術(温度シミュレーション)も併せて展示します。

以 上

 
    ○展示会名 : 第27回 インターフェックスジャパン
    ○開催期間 : 2014年7月2日(水)~7月4日(金) 10:00-18:00
(最終日のみ17:00終了)
    ○開催場所 : 東京国際展示場(東京ビックサイト)
    ○出展ブース: 東5ホール 46-31
    ○出展内容 : 潜熱蓄熱材「パッサーモ」
断熱容器と潜熱蓄熱材を組み合わせた定温輸送用パッケージ「TACPack」
    ○出展社名 : 株式会社カネカ、玉井化成株式会社(連結子会社)
    ○展示会オフィシャルサイト: http://www.interphex.jp