定温輸送用パッケージTACPackの技術を世界幹細胞サミットで発表

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定温輸送用パッケージTACPackの技術を世界幹細胞サミットで発表

―グループ会社玉井化成、再生医療製品の定温輸送システムを発表―

株式会社カネカ 広報室
2014/12/26
 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉 護)の100%子会社である玉井化成株式会社(本社:小樽市、社長:佐藤尚治 以下、玉井化成)は、NEDOプロジェクト*1に参画し、主にヒト多能性幹細胞*2等細胞製品の搬送システム開発を推進している。その成果について2014年12月3日~5日米国にて開催された、世界幹細胞サミット(World Stem Cell Summit;米非営利機関ジェネティクス・ポリシー・インスティテュート(GPI)主催)のジャパンシンポジウムの中で細胞製品搬送に適用可能性のある定温輸送容器に関する技術・ソリューションについて発表した。世界幹細胞サミットとは40ヶ国以上、1,200人以上の幹細胞関連業界のリーダー、科学者、臨床医、監査機関、政策担当者、患者擁護団体、法律・倫理の専門家等が参加する世界有数の幹細胞に関する会議である。

 玉井化成は潜熱蓄熱材のメーカーであるとともに、発泡スチロール成形品メーカーでもある強み、知見、ノウハウを生かし、天然油脂から加工した原料を主剤とし、複数の有機化合物との組み合わせにより、融解および凝固のバラツキを抑制した定温輸送用パッケージ(製品名:TACPack)を2013年7月より販売している。玉井化成は蓄熱材の開発から温度管理を伴う輸送に関するアドバイスまで一貫して対応しているメーカーであり、医療分野を中心に同社が持つ定温輸送に対するニーズが高まっている。今回の発表では、ヒト多能性幹細胞製品の搬送容器、定温搬送を可能とする温度維持性能の技術紹介を実施するとともに、玉井化成の強みである蓄熱材の開発からパッケージ・ソリューションまで一貫した対応により、再生医療製品製造システムの更なる発展へ貢献が期待できる点について発表を行った。今後は、海外も含め、再生医療を含む医療分野の市場において、2020年10億円の売上を目指す。

 

以 上

 
*1 NEDOプロジェクトについて:
プロジェクト名; 再生医療の産業化に向けた細胞製造・加工システムの開発
狙い; 医療の場に供される再生医療製品を安全かつ安価に製造・加工するための、各プロセスが連携した製造システムを構築する。
玉井化成は、細胞製造施設から医療現場に細胞製品を品質保持されたまま提供できる搬送容器を開発する位置づけで参画している。

*2ヒト多能性幹細胞とは:
ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(induced Pluripotent Stem Cell)等に代表される、ヒトのからだのなかにある様々な組織幹細胞を作り出すことができる細胞のこと。

<世界幹細胞サミットの概要>
○学会名:世界幹細胞サミット(World Stem Cell Summit)
○開催場所:米国テキサス州サンアントニオ
○発表題目:Technology of Temperature controlled shipping packaging “TACPack”      
(定温輸送用パッケージ“TACPack”の技術紹介)
○発表者:玉井化成

<玉井化成株式会社の概要>
代表者:代表取締役社長 佐藤 尚治
本社所在地:北海道小樽市銭函3丁目524-9
事業内容:農水産物などの発泡スチロール函製造、容器の開発および製造、
     蓄冷材の製造販売、蓄熱材の製造販売
創立年月日:平成元年5月
資本金:5,000万円
株主:株式会社カネカ100%出資

 

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