還元型コエンザイムQ10が平成27年度日本ビタミン学会「企画・技術・活動賞」を受賞

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還元型コエンザイムQ10が平成27年度日本ビタミン学会「企画・技術・活動賞」を受賞

株式会社カネカ CSR推進部広報室
2015/06/22
株式会社カネカ(本社:大阪府大阪市、社長:角倉 護)は、「還元型コエンザイムQ10の実用化にむけた研究開発」で、公益社団法人日本ビタミン学会(会長:重岡 成)の平成27年度「企画・技術・活動賞」を受賞し、6月5日~6日に奈良春日野国際フォーラムで開催された日本ビタミン学会第67回大会で授賞式が行われました。なお同賞はビタミンとバイオファクターの価値を科学的に裏付けて国民の健康と福祉に役立つような企画・技術・活動に特に貢献したものに対して授与される賞です。

日本ビタミン学会は、昭和24年に創設されて以来、ビタミン研究の進歩、発展に貢献し、さらにバイオファクター(ビタミン類似の作用を持つ生理活性物質)も研究対象として発展してきた世界に類のないビタミン学に特化した学会です。

【二種類のコエンザイムQ10、酸化型と還元型】
コエンザイムQ10は、すべての生物が生きていくために必要なエネルギーの産生に必要不可欠な重要な物質です。さらに、抗酸化物質の一つとして健康増進・疾病予防に有効とされている成分です。コエンザイムQ10には酸化型と還元型の二種類が存在します。還元型コエンザイムQ10がダイレクトに作用する活性型であると考えられているのですが、従来は酸化型が、医薬品・サプリメントなどに使用されてきました。これは、還元型コエンザイムQ10は、容易に空気酸化されてしまうため、商業規模での製造・流通は不可能だったからです。

【還元型コエンザイムQ10の安定化に成功】
当社は、還元型コエンザイムQ10の商業生産の検討に取り組み、高純度の還元型コエンザイムQ10の大量生産技術を世界で初めて確立しました。さらに、流通時の酸化を防止するための工業的な梱包処方を確立して、還元型コエンザイムQ10の市場流通を可能としました。

【還元型コエンザイムQ10の様々な効果を発見】
これらの取り組みと並行して、還元型コエンザイムQ10の生理的作用についても多くの検討を行い、高齢者のQOLの改善、アスリートにおけるトレーニング効果の向上、慢性疲労症候群患者の症状改善、歯周病における口腔内環境改善、ドライマウスにおける唾液分泌量増加および自覚症状の改善、小児線維筋痛症における慢性疲労症状の改善、末期うっ血性心不全患者における症状改善などの様々な効果を明らかにしてきました。また、ヒトや動物を対象とした試験により還元型コエンザイムQ10の安全性データを取得・蓄積してきており、米国FDA(食品医薬品局)においてNDI(新規食品成分)としての認可を取得しています。

今回の受賞は、これらの実用化に向けた取り組みが高く評価されたものです。

【還元型コエンザイムQ10を使った製品】
還元型コエンザイムQ10は、2006年の米国での上市以来、すでに日本国内で50ブランド以上、全世界では日米欧を中心に300ブランド以上の最終製品が発売されており、世界中の消費者に広く愛用されてきています。

当社は、今後も健康増進、予防医療およびQOL改善に貢献できる成分として、還元型コエンザイムQ10のさらなる認知拡大、市場普及を図ってまいります。

以 上

還元型コエンザイムQ10の詳細については、下記サイトを参照ください。
<健康成分情報サイト「健康カガク・ラボ」>

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