塩化ビニール樹脂の価格修正について

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塩化ビニール樹脂の価格修正について

7月11日納入分より、キログラム当たり20円以上の値上げ

株式会社カネカ 広報室
2008/06/12
 株式会社カネカ(本社:大阪市北区。社長:菅原公一)は、原料高騰を受け塩化ビニール樹脂(PVC)の販売価格を修正する。具体的には、現行価格に対しキログラム当たり20円以上の値上げとし、7月11日納入分より実施する。対象は汎用PVCの他、塩ビペースト樹脂、架橋塩ビ、酢ビコポリマー、塩素化塩ビ等全ての品種で実施する。

 当社は、今年3月にキログラム当たり13円の値上げを実施した。しかしながら、その後も、原油、ナフサともに価格が高騰し、原油は5月に1バレル135.09ドルの最高値をつけて以降120ドル台で推移していたが、先週末に急騰し史上最高値を更新する1バレル140ドルに近づいた。
一方、ナフサも5月にトン当たり1150ドル(東京オープンスペック)の高値を付けた後、1100ドル前後で推移しているが、原油同様、上昇懸念が強まっている。
この様な状況を受け、本年4〜6月期の国産ナフサ価格は、キロリットル当たり70,000円前後に達する見込みであり、7月−9月期に至っては、国産ナフサ価格は、直近の原油動向を考慮すると、キロリットル当たり80,000円を越えるのは必至の状況となってきた。

 原油高騰に加えて、石炭をはじめとする燃料等の価格も急上昇しており、物流費やユーティリティコスト等の上昇も収益悪化の要因となっている。
この様な原料価格の騰勢に対して、自助努力だけでは限界に達しており、需要家への価格転嫁も避けられない状態となった。

 今回の値上げは、足元の国内需要が停滞する状況下で、原料高騰分の転嫁のお願いになるが、先行き不透明な情勢下、不採算の状況を許容するわけにはいかないと判断した。

以 上

 

 

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