業務用加工油脂製品の価格修正について

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業務用加工油脂製品の価格修正について

7月1日出荷分より、キログラム当たり40円以上の値上げ

株式会社カネカ 広報室
2008/06/24
 株式会社カネカ(本社:大阪市。社長:菅原公一)は、原料等の価格高騰を受け、業務用加工油脂製品の価格を修正する。対象はマーガリン(乳脂肪入り含む)、ショートニング、食用精製加工油脂、ホイップクリーム、フィリング類等の業務用加工油脂製品で、7月1日出荷分より現行価格に対してマーガリン、ショートニングでキログラム当たり40円以上値上げする。その他の製品は原料構成によって個別に値上げ幅を設定する。

 油脂原料については、近年BRICsにおける旺盛な需要やバイオ燃料の需要増を背景に昨年からの騰勢が止まらず、今年に入ってからも、パーム油、大豆・菜種油、魚油、牛・豚脂などの価格が更に上昇し、安定入手も含め、原料事情は極めて厳しい環境になっている。特に、加工油脂製品の代表的な原料油脂であるパーム油は、年明けにトン当たり1000ドルを超え、直近では1250ドルに達し2年前の3倍を越える水準にある。その他の大豆・菜種等の原料油脂も想定をはるかに超える価格水準にある。

 当社は、昨年に引き続き今春も値上げを実施したが、本年1月−3月のパーム油等油脂原料の価格上昇が止まらず、高止まりが継続している現状では、事業採算に与える影響は非常に大きいものとなっている。また、昨年から急騰した欧州や豪州からの輸入乳製品も依然高止まりしており、加えて昨今の国産バターの品不足が追い討ちとなり、乳製品を配合した製品の採算に与える影響も極めて大きくなっている。

 前述の油脂原料等の高騰に加えて、原油高を受けた包装資材、運送費なども大幅に上昇しており、収益悪化の要因となっている。

 このような状況に対して、コストダウンや生産性向上などはもとより、事業構造の改革などに懸命に取り組んでいるが、経営努力だけでは限界に達しており、今般、価格の修正を実施することとした。今後も投機マネーの動きにより、原料油脂全般にわたり更なる価格上昇が予想されるなど、原料動向は予断を許さない状況にある。

以 上

 

 

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