ジェネリックバルク事業、生産能力を大幅に増強

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ジェネリックバルク事業、生産能力を大幅に増強

大阪合成有機化学研究所、3年後の売上高50億円を目指す

株式会社カネカ 広報室
2008/11/18
 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、100%出資子会社である株式会社大阪合成有機化学研究所(本社:兵庫県西宮市、社長:笹本耕一、以下大阪合成)柵原工場の医薬品向けバルク(原薬)及び中間体の生産能力を倍増する。国内におけるジェネリック(後発)医薬品(*)の急激な市場拡大及び増大する治験薬の需要に対応する。稼働予定は、2009(平成21)年末、設備投資額は約5億円となる。更に、赤穂清水工場においても、多様化する製品ニーズに応えるために設備の拡充を順次計画している。
(*) ジェネリック(後発)医薬品:大手医薬品メーカーなどが開発した新薬と同等の成分や効能を持つ薬品を、新薬の特許有効期間が満了した後に、他社が開発し市場に出すもの。

 大阪合成は、高度なGMP(*)管理の下で、2006(平成18)年に骨粗しょう症用剤と高脂血症用剤のジェネリックバルクを上市以来、国内大手ジェネリック医薬品メーカーを中心に積極的な販売活動を展開してきた。本年度には消化性潰瘍用剤や血圧降下剤などを本格販売し、順調に事業を拡大してきている。今後も独自の有機合成技術力と顧客に密着したスピィーディーな生産技術力をベースに、新規テーマの開発を加速させ、新たな製品を継続的に上市する予定である。ジェネリックバルク及び治験薬事業を中心に、3年後に約50億円の売上高を目指す。

(*) GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理規則。安心して使うことができる品質の良い医薬品、医療用具などを供給するために、製造時の管理・遵守事項を定めたもの。

 ジェネリック医薬品は、研究開発にかかるコストや時間などが新薬に比べて少なく、その価格が新薬の2割から7割程度で設定されていることから、医療費抑制の有効な手段として活用されている。ジェネリック医薬品のシェア(数量ベース)は欧米主要国においてすでに50%を超えている。日本でも、厚生労働省が医療費抑制の切り札の一つとしてその使用を奨励しており、国内の医療用医薬品市場におけるシェアを現在の17%程度から、2012(平成24)年度には30%までに伸ばす計画である。特に2010(平成22)年頃までにいくつかの大型医薬品の特許有効期間が満了することもあり、今後日本においてもジェネリック医薬品の大幅な市場拡大が見込まれる。

 大阪合成は、これまで新薬向けのバルク及び中間体の受託生産や、独自技術により開発したペプチド合成用試薬などの工業薬品販売を主力事業としてきた。今後はこれらの実績と豊富なノウハウを活かしてこの分野を更に拡充していくと共に、ジェネリックバルクを事業の柱として積極的に展開し、総合医薬品バルク・中間体メーカーとしての確固たる地位を築いていく。

以 上

 
【(株)大阪合成有機化学研究所の概要】

創  立 : 昭和36(1961)年3月
平成14(2002)年7月、鐘淵化学工業株式会社
(現、株式会社 カネカ)の100%子会社化
資本金 : 3500万円
社  長 : 笹本耕一
本  社 : 兵庫県西宮市
工  場 : 柵原(やなはら:岡山県久米郡美咲町)、赤穂清水(兵庫県赤穂市)

事業内容 : 試薬、医薬品バルク、医薬品中間体、工業薬品の製造販売
従業員数 : 約150名

ホームページ : http://www.tec-osc.co.jp/

 

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