食品事業、マレーシアのパーム分別油(スペシャリティファット)製造大手と業務提携

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食品事業、マレーシアのパーム分別油(スペシャリティファット)製造大手と業務提携

 

食品加工油脂事業の競争力強化を加速

株式会社カネカ 広報室
2009/03/10
 株式会社カネカ(本社:大阪市北区、社長:菅原公一)は、マレーシアにてパーム油脂の農園開発から精製・加工までを行っているIndustrial Oxygen Incorporated Sdn. Bhd.社(以下、IOI社)の子会社であるIOI Loders Croklaan Sdn. Bhd.社(以下、LC社)と、パーム油脂をベースとした原料の調達及び委託生産(OEM)に関して幅広く業務提携することで合意し、このたび正式に契約を締結した。

 LC社は、パーム油脂を分別して精製するパーム分別油(スペシャリティファット*)の製造販売会社であり、IOI社がスペシャリティファットを世界市場に展開することを担う中核企業として、食品の代用脂分野における世界的なメーカーである。

LC社との業務提携の内容及び当社のメリットは下記の通りである。

1. 当社が、マーガリン・ショートニングなど汎用加工油脂の原料油脂及びチョコレート代用脂の製造をLC社にOEMすることにより、汎用製品の競争力強化及び東南アジア地区の日系ユーザーへの供給が可能となる。
2. LC社と幅広く技術交流を行うことにより、スペシャリティファット及びこれを原料とした当社製品の品質・製造技術の向上が図れる。

 今般の業務提携により、IOIグループは、食品加工油脂の重要原料であるパーム油の安定確保に向けたパートナーの有力候補となる。また、油脂の改質技術に関する技術交流を深めることにより、新たな機能性加工油脂の開発を加速することが期待できる。このことにより、より一層顧客ニーズへの対応力強化を図り、食品事業全体の競争力強化に繋げていく。

(*) パーム油脂は通常液体部分と固体部分に分別して使用され(パーム分別油)、その分別技術により得られる油脂の性質が異なる。パーム分別油は融点などの物理的特性や口解けなどで様々な特性・機能をもっており、スペシャリティファットと呼ばれる。

【IOI社概要】
1969年に工業用ガス販売を主要事業として設立。パーム油の農園開発、精製、加工業及び大規模不動産開発を主要事業とするマレーシア最大のコングロマリットの一社。
クアラルンプール証券取引所上場。2008年度(6月期)連結売上高147億リンギット。連結従業員約30,000人。

以 上

 

 

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