薄膜系太陽電池の能力増強設備が稼働

ニュースリリース

薄膜系太陽電池の能力増強設備が稼働

80MW増強し年産150MWへ

株式会社カネカ 広報室
2010/06/07
株式会社カネカ(本社:大阪市 社長:菅原公一)は、当社100%出資子会社であるカネカソーラーテック株式会社(本社:兵庫県豊岡市、社長:久保田廣)にて、薄膜系太陽電池の生産能力増強工事を進めてきましたが、このたび新設備が竣工し、今月より順次稼働を開始する予定です。薄膜系で世界最高水準の変換効率である12%のハイブリッド技術を使った太陽電池を80メガワット(以下MW)増強し、トータルで年産150MWとなります。

今回の能力増強設備には、薄膜製造装置の独自開発による設備費の大幅低減、独自の製膜技術による生産効率と収率の向上、さらに、使用部材のコストダウンや基板の大面積化による製造プロセスの革新など様々な技術を織り込み、製造コストの大幅なコストダウンを目指した設備で、当社独自の製造技術とノウハウの更なる蓄積を図っていきます。

太陽電池の市場は世界規模で拡大していますが、特に国内市場は、日本政府や自治体の補助政策などにより、住宅用をはじめ大きく拡大しています*。当社は、幅広い屋根形状に対応が可能な据置型「商品名:GRANSOLA(グランソーラ)」、太陽電池を瓦として屋根に葺ける瓦一体型(建材一体型)「商品名:VISOLA(ヴィソラ)」などに加え、化粧スレート瓦専用タイプ「商品名:SOLTILEX(ソルティレックス)」の販売を先月開始するなど、日本の多様な屋根材に適用した薄膜系太陽電池の製品ラインナップを、他社に先駆け拡充してきました。
今般、能力増強設備が稼働することにより、当社の薄膜系太陽電池の特長が活かせる分野に品質及び信頼性の高い製品の展開を加速し、2012(平成24)年度には国内市場で10%以上のシェア獲得を目指し、ソーラーエネルギー事業の更なる拡大を進めます。

*太陽光発電協会の出荷統計によると、太陽電池の2009年度国内出荷は前年度の2.6倍に拡大。特に出荷量の約9割を占める住宅用は、前年度比2.8倍の伸びとなった。

 

以 上

 

 

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