バイオ医薬関連事業の強化を目指して新会社設立

ニュースリリース

バイオ医薬関連事業の強化を目指して新会社設立

ジーンフロンティア(株)より全事業を譲り受け

株式会社カネカ 広報室
2010/10/19
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、バイオベンチャー企業のジーンフロンティア株式会社(本社:千葉県柏市、社長:海老原隆 )よりバイオ医薬の研究開発支援に関する事業を譲り受け、バイオ医薬*1関連事業の強化を目指す。具体的には、社名も引き継いで新たに設立した当社100%出資のジーンフロンティア株式会社(以下、新GFC社)が全事業を譲り受け、MorphoSys社(本社:ドイツ連邦共和国 ミュンヘン市近郊 マーチンスリード地区)の技術を用いたカスタムモノクローナル抗体*2の作製サービス事業を継続しつつ、新たな研究開発支援事業の立ち上げや、スキャフォールド*3などの次世代バイオ医薬の探索技術の開発を強化する。
*1 微生物培養技術、遺伝子組み換えや細胞融合の技術などのバイオテクノロジーにより創られたペプチド、タンパク、核酸などにより構成される医薬品。
*2 抗体とは、体内で特定の異物(抗原)に結合して、その異物を体内から排除するように働くタンパク質のこと。この働きは抗原抗体反応と呼ばれている。通常の抗体はいろいろな抗体分子種の混合物となるが、モノクローナル抗体は1個の抗体産生細胞が増殖して生じた均一な細胞群によって生産された抗体で、特定抗原決定基のみを認識する。
*3 スキャフォールドとは、低分子化した抗体よりさらに小さい分子で、抗体と同様の機能を有する分子。微生物を用いて低コストで生産することが可能である。

バイオ医薬関連市場は欧米市場で成長が著しく、バイオ医薬の中心である抗体医薬市場は2013(平成25)年に全世界で490億ドルに成長するとみられている。当社は、本年6月に、ベルギー王国のバイオテクノロジー企業であるEurogentec社(本社:ベルギー王国・リエージュ州 以下、E社)と資本提携し、バイオ医薬関連事業に本格参入を開始した。

今後は、新GFC社が引き継いだバイオ医薬研究開発支援事業で築かれた国内の抗体研究機関や製薬企業とのネットワーク、次世代バイオ医薬の探索技術と、当社が長年培ってきたバイオ生産技術を融合した研究・開発を行う。創薬シーズの探索支援から、選抜されたバイオ医薬品の生産まで当社グループでフルサポートできる体制を目指す。

当社は健康分野を重点分野として位置づけている。当社、E社、新GFC社の総力を結集し、提案型のバイオ医薬受託製造のビジネスモデルを確立し、バイオ医薬関連事業の売上高として10年後に約300億円を目指す。

 

以 上

 
<ジーンフロンティア株式会社>
代表者:代表取締役社長 海老原 隆
本社所在地:千葉県柏市柏の葉五丁目4番19号
         東大柏ベンチャープラザ308
設立年月日:2003(平成15)年2月14日
資本金:1000万円
主な事業内容:バイオ技術を応用した製品・サービスの提供
          抗体医薬開発及び次世代抗体医薬開発
従業員数:8名

<新会社の概要>
社名:ジーンフロンティア株式会社
代表者:代表取締役社長 田邉 明紀
本社所在地:千葉県柏市柏の葉五丁目4番19号
         東大柏ベンチャープラザ308
設立年月日:2010(平成22)年10月13日
資本金:1000万円
株主:(株)カネカ100%出資

 

ニュースリリース一覧へ
ページの先頭へ