合成繊維事業の海外展開を更に加速

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合成繊維事業の海外展開を更に加速

5年後売上高約2倍の500億円へ

株式会社カネカ 広報室
2011/07/21
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、欧米・アジア・アフリカなど世界的な需要増に対応すべく、主として海外で合成繊維生産設備の新・増設を実施中で、今後5年間で売上高をほぼ倍増の500億円に拡大させる。

100%出資子会社であるカネカイノベイティブファイバーズSdn.Bhd.(本社:マレーシア・パハン州、社長:高木龍一)を昨年10月に設立し、付け毛やかつらなどの頭髪装飾製品用途の難燃ポリエステル繊維(商品名:『FUTURA®(フチューラ)』)の生産設備を新設し、本年5月より生産を開始した。投資額は約10億円となる。『FUTURA®』は難燃性・耐熱性と、カネカ独自技術による人毛の様な外観・触感といった特長を有し、中国・アジア地域の加工メーカーに販売している。加工された最終製品は主として米国市場で人毛製頭髪装飾品の代替として消費されて市場で高い評価を受けている。このため現在の日本での生産に加えてマレーシア進出を決めたものである。更に、2012(平成24)年には10億円規模の増設も計画している。

また、100%出資子会社である青島海華繊維有限公司(中国・青島市 総経理:東山幸裕)
で、かつらなどの頭髪装飾用途の塩ビ繊維(商品名:『ADVANTAGE™(アドバンテージ)』)の生産設備増設を決定し、本年9月に稼動予定である。さらに2012年にも第2工場を新設する計画であり、合計の投資額は約30億円となる。『ADVANTAGE™』はボリュームゾーンの頭髪装飾製品用の合成繊維であり、主としてアフリカ向けに販売されている。

当事業の主力商品であるアクリル系合成繊維(商品名:『カネカロン®』)は、アフリカをはじめ世界的に拡大している頭髪装飾製品用途の需要に加え、難燃性を生かした産業資材用途や獣毛に似た特徴を生かしたフェイクファー用途の需要も好調なことから、海外で増産体制を組む計画を検討している。これらにより、頭髪装飾用途も含めて、国内、中国、アジアの3拠点で効率的な生産体制を組めることになる。

現在、当事業の海外売上高比率は既に90%超となっているが、『カネカロン®』、『FUTURA®』、『ADVANTAGE™』、世界初の蛋白繊維である『ULTIMA®(アルティマ)』(中国・青島海華繊維有限公司で生産)など充実した品揃えと、今後は海外での生産比率を高めることで競争力を強化し、合成繊維事業の更なる拡大を目指す。

<カネカイノベイティブファイバーズSdn.Bhd.>の概要
設立   :2010(平成22)年10月
事業内容:合成繊維の製造・販売
資本金 :10百万マレーシアリンギット
代表者 :社長 高木龍一
本社  :マレーシア パハン州
株主  :(株)カネカ 100%

<青島海華繊維有限公司>の概要
設立   :2003(平成15)年9月
事業内容:合成繊維の製造・販売
資本金 :36億円
代表者 :総経理 東山幸裕
本社  :中華人民共和国 青島市
株主  :(株)カネカ 100%

以 上

 

 

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