ポリエステル系非ハロゲン難燃強化耐熱コンパウンドを開発

ニュースリリース

ポリエステル系非ハロゲン難燃強化耐熱コンパウンドを開発

― 非ハロゲンでは世界初の高耐熱性能―

株式会社カネカ 広報室
2012/01/31
株式会社カネカ(本社・大阪市 社長:菅原公一)は従来から射出成形用材料として展開しているポリエステル系(以下PET系)非ハロゲン難燃強化耐熱コンパウンドで世界で初めて、UL RTI 150℃(*1)の認証を取得した新規グレード、ハイパーライトJS(グレード名:K401NX)を開発しました。OA機器、電子部品,家電製品、自動車や電車の内部部品等、難燃性が必要とされかつ長期間に渡り高温環境下に晒される部材向けに2012年3月より発売を開始します。
*1)RTI 150℃とは、(別途記載)150℃以下の環境で当該材料を信頼して使用できることを意味する。RTIとはRelative Thermal Index(相対温度指数)の略。電気機器に用いられるプラスチック(高分子)材料において、10万時間以上使用することのできる上限温度に対応するという、信頼性の指標の一つ。

従来のハロゲン系難燃技術を用いたPET系耐熱コンパウンド(以下、GF-PET)ではUL規格(*2)において、RTI 150℃の認証を受けた品質のものがありましたが、非ハロゲン難燃剤使用品では認証を得られるものが存在しませんでした。今回開発に成功したグレードではこのRTI 150℃の認証を取得しており、非ハロゲン系難燃GF-PETとしては世界初で、これは当社独自の添加剤配合技術に独自の難燃剤を組み合わせることで開発を成功させたものであります。

*2)UL―746B:高分子材料の長期的特性評価の規格

地球環境保護の見地から廃棄される機器に含まれる樹脂部品を焼却処分したときの排出ガスなどに対する規制等が厳しくなってきております。RTI 150℃を要求される部位にも当製品を使用することで、部材の非ハロゲン化が進み、最終的な廃棄処分が容易になるほか、非ハロゲン系材料への統一により回収が容易になるなど、地球環境保護の一層の促進に寄与するものと考えております。地球環境とゆたかな暮らしに貢献することを当社の長期ビジョン「KANEKA UNITED宣言」の中に企業理念として提唱しており、今回開発された製品はこの理念に合致したものであります。

当社は環境・エネルギー分野を重点戦略分野の一つと位置づけており、グローバルマーケットでの確固たる地位を確保することにより、2014年度に30億円の売上げを目指します。

以 上

 

 

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