次世代ヘテロ接合太陽電池の開発

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次世代ヘテロ接合太陽電池の開発

株式会社カネカ 広報室
2012/06/13
株式会社カネカ(本社:大阪市 社長:菅原公一)とimec(本部:ベルギー ルーベン市 CEO:Luc Van den hove)は、銅エレクトロプレーティングによる集電極を設けた大面積(6インチ角)のヘテロ接合太陽電池セルにて、電力変換効率の認証値22.68%(*)を達成しました。この画期的成果は、imecの最先端銅エレクトロプレーティングをベースに、当社の開発したヘテロ接合用銅エレクトロプレーティング技術を用いて、当社の太陽電池研究所にて達成されました。本開発成果は、ドイツ・ミュンヘンで開催されるインターソーラーヨーロッパ2012において、当社ブースにて発表します。

太陽電池の製造においては、ヘテロ接合太陽電池セルの集電極形成には銀のスクリーン印刷技術が一般的に用いられております。しかしこの技術では電気抵抗の低減と細線化が困難であるという技術面での課題と、高価な銀を用いることによる高コストが変換効率の向上と低コスト化の障害となっておりました。この銀のスクリーン印刷プロセスを、銅エレクトロプレーティングプロセスで置き換えることにより、集電極形成プロセスを技術面でもコスト面でも大幅に改善し、より高い電力変換効率と製造コストの低減が可能となりました。

当社の太陽電池欧州研究部門は、ベルギー国ルーベン市にあるimecキャンパスに位置しており、imecの最先端太陽電池研究施設を利用できます。当社とimecの協力関係が、薄膜太陽電池の改良と次世代ヘテロ接合太陽電池の開発に繋がりました。
当社は、次世代ヘテロ接合太陽電池に量産に向けた本研究開発を、自社内にて精力的に進めています。
(*) Fraunhofer ISE CalLabにより認証

<imec概要>
会社名: imec
事業内容:次世代半導体、システム、太陽光発電に関する研究開発
設立:1984年 ベルギー・フランダース政府により設立
本部:ベルギー・ルーベン市
代表者:Luc Van den hove (President & CEO)
在籍者:1895人(2010年末現在)
ホームページ :http://www.imec.be

<インターソーラーヨーロッパ2012概要>
「Intersolar Europe 2012」は世界最大のソーラー技術専門見本市として 91年の初 回開催以来、ソーラー技術の国際的なプラットホームとして太陽電池や太陽光発電技 術の飛躍的な発展を反映。
前回開催時は、出展社数は2,286社、来場者数は154ヶ国76,738人。
開催日時:2012年6月13日(水)~15日(金) 
会場:ドイツ・新ミュンヘン国際見本市会場
http://www.messe-muenchen.jp/jyouhou/data2012/intersolar/index.html

以 上

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