高砂工業所における自家発電設備リニューアル

株式会社カネカ 広報室
2013/03/19
株式会社カネカ(本社:大阪市・社長:菅原公一)は高砂工業所(所在地・兵庫県高砂市、工業所長・川勝厚志)で稼動している自家発電設備のリニューアルを実施致します。

燃料価格はリーマンショック後、一旦は下落したものの再び上昇に転じております。また、2011年の福島第一原発事故を機に、国内の原子力発電所の大半が停止し、再稼動についても不透明な状況が続く等、エネルギー事情は大きく変化しています。このような状況下、今後も夏場のピーク時の需給変動も含めエネルギー調達が不安定になることが想定されます。

高砂工業所はソーダ事業をはじめ大量の電力を必要とする当社最大の生産拠点であります。エネルギーの安定供給のために随時設備投資を行ってきております。今後も生産活動を継続していくために今回の新規設備取得、更新を決定いたしました。今回の投資につきましては、エネルギー使用合理化事業者支援事業の補助金を活用致しました。

・投資内容
1)コージェネレーション設備の新規導入(発電出力30MW・ボイラー能力100t/h)
エネルギー源の都市ガスを高効率なコージェネレーション設備に更新することでのコストダウンを図る。

2)タービンの更新(発電出力60MW)
高効率タービンへの更新により発電効率を上げ、コストダウンを図る。

・稼動工期 
2014年12月稼動を計画

以 上