医療機器事業の消化器領域(内視鏡処置具)へ本格的に参入

―リバーグループの経営権を取得し研究開発を促進―

株式会社カネカ 広報室
2013/04/05
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、医療機器の消化器(内視鏡処置具)領域における事業展開・研究開発を加速させるために、同領域でユニークな技術および製品を持つリバーグループ(株式会社リバーセイコー<旧社名有限会社リバー精工>、リバーメディカル株式会社、メディカルリヴ株式会社)と株式譲渡契約を本年3月に締結した。今後は株式会社リバーセイコーが他の2社を吸収合併したのち、7月1日をめどに当社が同社の80%の株式を取得する。リバーグループは医療機器メーカーに未滅菌医療機器(*1)などのODM(*2)供給を10年以上行っており、内視鏡処置具を中心に特許も多く保有している研究開発型のメーカーである。
(*)1最終工程である滅菌をせずに製造販売元に供給する医療機器のこと。
(*2)Original Design Manufacturingの略。相手先ブランドによる設計・生産のこと。相手先の要求する商品を自ら設計し製造、供給すること。

当社の医療機器事業は、血液病因物質を選択的に除去して浄化された血液を再び体内に戻す血液浄化システムと、血管内治療用カテーテルを中心としたインターベンション事業を中心に展開しており、当事業の更なる拡大を目指し、消化器領域(*3)に本格的に参入することとした。リバーグループを傘下に入れることで、早期に事業を立ち上げる。また、当社の得意とする高分子加工技術と同社の金属加工技術を組み合わせることで、新製品開発を促進する。消化器領域だけでなく、同社の技術を活用して循環器領域や他臓器(脳や腎臓など)でも新製品(*4)の開発を進め、3年後には100億円の売上増を目指す。
(*3)消化器内視鏡下で行う手術などに使用する医療機器で、新しい手技に対応して需要が拡大している。
(*4)再生・細胞医療への適応や、腎臓アブレーションなどへの展開を検討。

<株式会社リバーセイコーの概要>
会社名  : 株式会社リバーセイコー(旧社名 有限会社リバー精工)
事業内容 : 医療機器の製造販売
設立 : 1988年(昭和63年)年7月
資本金 : 3百万円
本社 : 長野県岡谷市川岸二丁目29番20号
代表者 : 西村 幸(にしむら みゆき)

<リバーメディカル株式会社の概要>
会社名  : リバーメディカル株式会社
事業内容 : 医療機器の製造販売
設立 : 1989年(平成1年)年6月
資本金 : 10百万円
本社 : 長野県岡谷市本町四丁目8番7号
代表者 : 鶴巻美恵子(つるまき みえこ)

<メディカルリヴ株式会社の概要>
会社名  : メディカルリヴ株式会社
事業内容 : 医療機器の製造販売
設立 : 1987年(昭和62年)年10月
資本金 : 3百万円
本社 : 長野県伊那市西箕輪7108番地1
代表者 : 西村 誠(にしむら まこと)

 

以 上