当社食品グループ主催の展示会フードフェスタに新製品3品を出展

―カスタード味のフィリング、常温用ホイップクリーム、パン練り込み用マーガリンを開発―

株式会社カネカ 広報室
2013/07/02
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、それぞれの機能、風味をアップさせたカスタード味のフィリング(商品名:ルークカスター)、常温用ホイップクリーム(商品名:アクアクリーム252)、パン練り込み用マーガリン(商品名:ノヴァマーガリンベイカーズプロ)を開発し、8月から全国5都市で開催する当社食品グループ主催の展示会フードフェスタに出展するとともに本格販売を開始する。ルークカスターは、従来品と比べて①地養卵とジャージー牛乳を使用し、卵のコクと牛乳の風味をアップ、②常温で保管が可能、③なめらかで良好な口溶けと耐熱性・保型性を両立、④甘さを控えた味といった特徴を持っている。従来のクリームパンに使用するフィリングはパンを焼成する際に必要な保型性を維持しようとするとなめらかさや口溶けの良さが損なわれるという欠点があった。当製品は耐熱性・保型性と口溶けやなめらかさに影響を与える澱粉質の配合を工夫することで③の特性を実現している。②、④については、当商品中の日持ちと甘さに影響を与えるpH(*1)や糖濃度をバランスさせることで実現した。クリームパンなどのセンタークリーム、デニッシュなどのトッピング、ディプロクリーム(*2)などの用途を中心に拡販を目指す。
*1 食品の腐敗・変敗に関与する微生物の生育にはpHが関与している。
*2ディプロマートクリームとも言う。カスタードクリームと生クリームをホイップしたものとを合わせたもの。一般的なホイップした生クリームよりダレにくい。最近ではよくシュークリームやロールケーキ等に用いられる。

アクアクリーム252は、ケーキ等に使用されている従来のチルド流通タイプのホイップクリーム品並みの口溶けの良さを保ちつつ、①ホイップ後、常温で保管が可能な保型性の実現②甘さを控えた糖類の採用によるスッキリとした甘さの実現③良好な口溶け④耐酸性に優れているためフルーツソースなどと併用が可能などの特徴を持っている。従来も常温保管可能品のラインアップはあったが、口溶けが悪かったり、甘すぎるという欠点があった。当製品は体温付近でシャープに溶ける油脂を採用し、①と③の特性を実現している。また、酸が加わると乳化が不安定になる場合があるが、複数の乳化剤(*3)等をバランス良く配合することで④の問題点を解消した。常温で店頭に並べるパン・菓子類用途への拡販や、フルーツソースや加糖練乳を併用したユニークな商品への採用を目指す。
*3 疎水性である油脂と水等の成分とを混ぜ合わせ、均一な状態に保つものであり、リン脂質やグリセリンエステル等がある。

「あなたがにおい、かおりにつられて買ってしまうもの」という外部アンケート(*4)の調査結果によると、やきとりに次いで、パンが第2位となっている。当製品は従来のマーガリンと比べ、パンの焼きたての香りをより多く発し、エンドユーザーの購買意欲を増大させると共に美味しさを与え、ベーカリーの売上増大に寄与する目的で開発したのが、ノヴァマーガリンベイカーズプロである。メイラード反応(*5)の利用と焼成中に好ましい香りを発する香気成分を配合することで、バターを使用したパンに近い香りを実現している。また、当製品はバターと乳脂肪の配合量は20%であり、バターのみを使用する場合に比較して、コストダウンにも貢献できる。菓子パン、ロールパン、デニッシュなどの練り込み用途で、店内でパンを焼き上げるベーカリーを中心に拡販を目指す。
*4 出展:ネットリサーチDIMSDRIVE調査
*5アミノカルボニル反応とも言い、食品を加熱する際、糖類とアミノ酸等が反応を起こす現象の事を指す。着色が起こると同時に香ばしい香りを発する。

7月1日に発足した新会社 カネカ食品株式会社を中心にカネカ食品グループが一丸となり、これらの新製品3品に、グループ会社の太陽油脂株式会社、新化食品株式会社、長島食品株式会社、株式会社カネカサンスパイスの新製品、注力製品も加え、全国各地で開催するフードフェスタで使用例を示すなど、お客様へのさまざまな提案を通じて、更なる事業拡大を目指す。

尚、当社食品グループ主催の展示会フードフェスタの開催予定は以下の通りです。

8月20~21日  東京都立産業貿易センター 浜松町館
9月4日      博多スターレーン
9月11日     大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
9月18日     名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)
10月23日    アクセスサッポロ

カネカグループにて招待状を事前配布しておりますので、招待状を持参の上、会場にお越し願います。

 

以 上