冠動脈カテーテル交換用カテーテルを開発

ニュースリリース

冠動脈カテーテル交換用カテーテルを開発

―製品名をKUSABI(クサビ)とし、本年7月より販売開始―

株式会社カネカ 広報室
2013/09/25
 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は冠動脈カテーテル交換用カテーテル(製品名: KUSABI)を開発し、本年7月より販売開始した。本製品は100%出資の子会社である株式会社カネカメディックス(本社:大阪市、社長:古吉重雄)を通じて販売する。

 冠動脈狭窄部へのガイドワイヤー通過が困難な場合、経皮的冠動脈形成術*1を実施する際に、ガイドワイヤーの操作性を向上させ、狭窄部を通過させることを目的として、冠動脈貫通用カテーテル*2を使用する。ガイドワイヤー通過後、PTCAバルーンカテーテル*3を使用するため、ガイドワイヤーを残し、冠動脈貫通用カテーテルを抜去する必要がある。その際、ガイドワイヤーの挙動により血管末梢を損傷する危険性があるが、その防止を目的として開発した製品がKUSABI(クサビ)である。ガイディングカテーテル内でバルーンを拡張してガイドワイヤーを固定し、カテーテル交換を補助する。
*1 腕や太ももの付け根からカテーテル(細い管)を挿入し、血管内を通して心臓の冠動脈まで到達させ、動脈硬化によって血管のせまくなっている部分をバルーン(風船)やステント(網目状の金属の筒)などで押し広げる方法。
*2ガイドワイヤーをサポートするための筒状のカテーテル。
*3狭窄部位に挿入し、狭窄部位で膨らませる事により狭窄部位を押し広げるバルーン付きのカテーテル。

 ガイドワイヤーを延長してカテーテルを抜去する既存の方法では、ガイドワイヤーが動いたり、抜けてしまう懸念があった。また、PTCAバルーンカテーテルを使用してガイドワイヤーを固定する方法もあるが、デバイスのガイディングカテーテルのサイズが7Fr.サイズ径以上のものしか使えないことや、保険適用が受けられないという課題があった。当製品はガイドワイヤーを固定する専用のカテーテルとして、国内で保険適用を受けている唯一の製品であり、挿入菅のサイズも6Fr.サイズ(国内トップシェアのサイズ)から使用でき、有効性と安全性に優れた製品となっている。

 当製品を上市することで、治療が高度に進化したことによる複雑な手技を、安全かつ簡便化し、手技成功をサポートするとともに、更なる臨床現場、市場からニーズに答えることで、社会貢献を目指す。

 

 

以 上

 

 

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