末梢動脈閉塞性疾患の重症度を評価する皮ふ灌流圧測定装置「PAD4000」を発売

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末梢動脈閉塞性疾患の重症度を評価する皮ふ灌流圧測定装置「PAD4000」を発売

―米国Vasamed社より輸入し、1月より国内独占販売開始―

株式会社カネカ 広報室
2014/01/29

株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:菅原公一)は、皮ふ表面に近い毛細血管レベルの血圧を測定し、末梢動脈閉塞性疾患*1(以下PAD)の重症度を評価する装置「PAD4000」の販売を本年1月20日より開始した。当製品はVasamed Inc.(本社: アメリカ合衆国ミネソタ州 Paulita LaPlante 代表取締役社長 CEO)(以下、バサメド社) より輸入し、100%出資の子会社である株式会社カネカメディックス(本社:大阪市、社長:古吉重雄)を通じて、日本国内において独占販売する。

皮ふ表面に近い毛細血管レベルの血圧を皮ふ灌流圧(Skin Perfusion Pressure 以下SPP)と言う。主にSPP測定は下肢の血管が狭窄・閉塞する疾患で、日本国内で890万人といわれる糖尿病の合併症としても知られている末梢動脈閉塞性疾患の重症度を評価する際に使用される。特に、下肢切断につながる疾患である重症下肢虚血*2に対する評価として、ABI検査方法に加えて、併用されるケースが増えている。*3
*1足や手の動脈が動脈硬化によって狭くなったり詰まったりして血液の流れが悪くなることでさまざまな症状をひき起こす病気のこと。
*2下肢への血流障害によって、安静時にも激しい痛みがあり、下肢の末梢に潰瘍(かいよう)や壊死(えし)が生じた状態。最終的には、脚を切断するリスクが高い。
*3 足関節・上腕血圧比で測定する方法。血管石灰化(血管壁にカルシウムなどが沈着し、弾力性や柔軟性を失い硬くなった状態)の影響を受け、正確に血流異常を評価できない症例もあるが、SPPでは血管石灰化の影響を受けないため、より正確な診断が可能。

当製品は2007年より販売している「PAD3000」の後継機として改良を加えた機種で、特徴は以下のとおりである。
・「PAD3000」は本体、操作用パソコン、専用架台が必要であったが、当製品は一体化・小型化しており、持ち運びが容易である。
・日本語表示、操作はタッチパネル方式を採用し、簡便な操作性を実現した。
・測定センサーをカバーし固定するフィルムやカフカバーなどの専用消耗品を取りそろえ、感染予防対策を充実させるとともに、より簡便で安全な測定方法を可能にした。

簡便な操作性と携帯性を備えた当製品を、重症下肢虚血の診断のみならず、予防的な診断のために使用する機会を増やすとともに、すでに事業展開しているPTAバルーンカテーテルや吸着型血漿浄化器など、PAD治療に使用される当社関連製品の使用機会増加を見込み、事業拡大を目指す。

バサメド社の概要
事業内容 :医療機器製造販売
本社 : アメリカ合衆国ミネソタ州
代表者 :代表取締役社長 Paulita LaPlante

以 上


SPP測定

PAD4000

 

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