アジアでのさらなる事業展開を目指し、マレーシアに総額約120億円の設備投資

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アジアでのさらなる事業展開を目指し、マレーシアに総額約120億円の設備投資

―変成シリコーンポリマー生産設備の新設、モディファイヤーの増設を決定―

株式会社カネカ CSR推進部広報室
2015/04/27
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉 護)は、アジアでの旺盛な需要に対応するとともにさらなる事業拡大を目指して、100%出資のグループ会社であるカネカマレーシアSdn. Bhd.(本社:マレーシアパハン州、社長:坪内 福生)敷地内に、変成シリコーンポリマー*1(製品名: カネカMSポリマー®)の生産設備の新設と、モディファイヤー*2(製品名:カネエース®)の生産設備の増設を決定した。総投資金額はインフラ投資含めて約120億円。

変成シリコーンポリマーについては、カネカマレーシア敷地内に新会社カネカMSマレーシアSdn. Bhd.(本社:マレーシアパハン州、社長:坪内 福生)を設立し、新設備を取得する。同ポリマーは当社が開発し、日本、欧州、米国で生産販売しており圧倒的なシェアを持つ。経済成長が続くアジアでの市場創出の取り組みによる高機能接着剤、シーリング材の旺盛な需要に対応して供給力を確保する。また、欧州、米国、日本の顧客向けのBCP拠点としても活用する。生産能力は年産9,000トン、稼働時期は2017年初頭を予定している。

モディファイヤーについては、カネカマレーシア内に年産30,000トンの製造設備を有しているが、アジアでの塩ビおよびエンプラ需要拡大に伴うモディファイヤー需要増に対応した供給力を確保するために年産20,000トンの増設を行う。この能力増強により日本、欧州、米国、アジア4拠点体制のグローバルポジショニングを強化する。稼働時期は2017年初頭を予定している。
今回の設備投資により、機能性樹脂セグメントの事業拡大を加速させ、アジア地域での売上金額を100億円以上伸ばす計画である。

当社は2020年には連結売上1兆円、海外売上高比率70%を目指しており、アジアは積極展開を目指す重点地域である。今後はマレーシア以外にも積極的に投資をしていく。具体的には、本年1月、タイに工場用地を取得し、同市場での事業展開を加速させていくこととした。また、インドネシアでは2013年に食品の加工油脂製造工場を稼働させているが、さらなる事業拡大も検討する。2020年にはアジアで売上金額4,000億円を目指す。

以 上

*1 硬化触媒を加えると常温で大気中の水と反応して弾性体となる液状ポリマー。カネカMSポリマーをベースとした弾性シーリング材は変成シリコーン系シーリング材と呼ばれ、耐久性、耐熱・耐寒性、経済性に優れている。
*2 塩化ビニール樹脂(以下、塩ビ)など、樹脂の機能を強化・向上させる改質剤。代表的なものに、塩ビの透明性を損なわず、耐衝撃性をアップさせる塩ビ強化用樹脂「MBS樹脂」がある。

 

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