JIMROとカネカメディックスが白血球吸着用カラムの販売に関する提携に合意

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JIMROとカネカメディックスが白血球吸着用カラムの販売に関する提携に合意

株式会社カネカ IR・広報部
2015/12/01

株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉 護 以下、カネカ)の100%出資のグループ会社である株式会社カネカメディックス(本社:大阪市、社長:井口 明彦 以下、カネカメディックス)は、本年11月24日に大塚ホールディングス株式会社傘下の株式会社JIMRO (本社:高崎市、社長:茅野 司郎 以下、JIMRO)と、白血球吸着用カラム(製品名:アダカラム®)の販売に関する販売代理店契約を締結することに基本合意しました。2016年1月よりカネカメディックスがアダカラム®の販売を開始する予定です。アダカラム®は、血液をいったん体外に連続的に取り出し、血液中の白血球のうち炎症に関与するとされている顆粒球および単球を選択的に吸着した後に血液を体内に戻す体外循環治療に使用する白血球吸着用カラムで、体内の過剰な炎症反応を抑えます。日本国内では、2000年より潰瘍性大腸炎*1、2009年よりクローン病*2に対して、2012年からは膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)*3に対して、保険が適用されています。各疾患とも患者数は年々増加しており、アダカラム®は薬物療法と比較して安全性の高い非薬物療法として国内外で使用されています。

一般的にアダカラム®治療は、主治医(潰瘍性大腸炎、クローン病:消化器内科や消化器外科、膿疱性乾癬:皮膚科)が判断し、体外循環治療を専門とする診療科(血液浄化療法部など)で実施されます。そのため、治療をスムーズに実施するためには、二つの診療科の連携が不可欠となります。そこで主治医に強みを持つJIMROを、リポソーバー®*4やリクセル®*5の体外循環器治療で強みを持つカネカメディックスが支援することでスムーズな診察科連携を実現し、アダカラム®の販売拡大を目指します。

カネカおよびカネカメディックスは、自社開発に加えて販売提携も積極的に推進し、製品ラインナップの拡充をはかり、事業のさらなる拡大を目指すとともに、血液浄化分野の医療に貢献してまいります。

*1潰瘍性大腸炎とは、大腸に慢性的に炎症が生じて潰瘍ができる原因不明の疾患です。症状としては血便、粘液便、下痢や腹痛などがあげられ、厚生労働省より指定難病に定められています。2014年末の患者数(特定疾患医療受給者証所持者数*6)は約17万1千人です。
*2クローン病とは、消化管に縦走あるいは不整型の潰瘍を生じ、粘膜が腫れたり、内腔が狭くなったりする原因不明の炎症性疾患です。主な症状として腹痛、下痢、発熱、肛門病変などがあり、厚生労働省より指定難病に定められています。2014年末の患者数(特定疾患医療受給者証所持者数*6)は約4万1千人です。
*3膿疱性乾癬とは、「乾癬」という皮膚疾患のうち、発熱や皮膚の発赤とともに「膿疱(皮膚に膿がたまったもの)」が多数出現する病型をいいます。全身に膿疱が出現する汎発型は厚生労働省より指定難病に定められており、2014年末の患者数(特定疾患医療受給者証所持者数*6)は約2千人です。
*4リポソーバー®は、血漿中のLDLコレステロールを選択的に吸着除去する体外循環治療に使用される血液浄化カラムです。日本・米国・欧州で販売されています。
*5リクセル®は、透析アミロイド症(長期透析に伴う合併症の一つ)の症状改善のため、血液透析システムに組み込んで使用される血液浄化カラムです。日本・米国・欧州で販売されています。
*6出典:平成26年度衛生行政報告例の概況P.11

以 上

 

<製品概要>
製品名 : アダカラム®
一般的名称 : 血球細胞除去用浄化器
効能・効果 : ① 潰瘍性大腸炎の活動期における緩解促進のための顆粒球吸着用白血球除去
カラム(ただし、重症度による分類が重症の患者)
② 本品は、栄養療法及び既存の薬物治療が無効又は適用できない、大腸の病変
に起因する明らかな臨床症状が残る中等症から重症の活動期クローン病患者
の緩解促進に使用する
③ 本品は、全身治療における既存内服療法が無効又は適用できない、中等症
以上の膿疱性乾癬の臨床症状の改善に使用する
製造販売元 : 株式会社JIMRO<保険適用内容>
材料価格 : 123,000円/本(049白血球吸着用材料)
処置料 : 2000点(J041-2 血球成分除去療法)※1日につき<株式会社JIMRO(JIMRO Co., Ltd.)会社概要>
設立 : 1977年11月8日
資本金 : 1億円
代表者 : 代表取締役社長 茅野 司郎(ちの しろう)
本社所在地 : 〒370-0021 群馬県高崎市西横手町351-1
従業員数 : 166名(2015年7月1日現在)
事業内容 : 医療機器の製造、販売、賃貸、輸出ならびに輸入および研究開発
株主 : 大塚メディカルデバイス株式会社

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