カネカ 文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を受賞

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カネカ 文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)を受賞

―「完全飽和型イソブチレン系熱可塑性エラストマーの開発」で―

株式会社カネカ IR・広報部
2018/4/23

株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:角倉 護)は、「完全飽和型イソブチレン系熱可塑性エラストマーの開発」で、平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞*1(開発部門)を受賞し、4月17日、文部科学省で表彰式が行われました。イソブチレン系熱可塑性エラストマー*2(スチレン-イソブチレン-スチレンブロック共重合体以下SIBS、商品名:「SIBSTAR®」)は、リビングカチオン重合法*3を活用して作られるゴム弾性を有する素材で、世界に先駆けて工業化したことが評価され、今回の受賞となりました。

SIBSはプラスチックと同様の成形加工が可能であり、完全飽和型*4で耐熱老化性*5に優れ、また、そのゴム成分であるポリイソブチレンは、ブチルゴムと同様に柔軟性、粘着性、ガスバリヤー性、制振性などの特長を持つため、シール材、粘着剤、チューブ、制振材などの用途に使用されています。当社は今後も食品包装、電気・電子、建築などのさまざまな分野で用途拡大を進めてまいります。

以 上

                    古川直樹 井上泰三 福田竜司

                                (旧姓 青山)

*1科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする表彰のこと。科学技術賞には5つの部門(開発部門、研究部門、科学技術振興部門、技術部門、理解増進部門)があります。
*2常温でゴム弾性体の性質を示し、高温加熱で可塑化されプラスチックのように加工成形できる、合成ゴムと熱可塑性樹脂の特性を併せ持つ高分子材料。
*3アクロン大学のJ.P.Kennedyらにより見出され、当社はこの技術を応用、発展させSIBSの量産技術を開発。
*4化学構造からみてゴム成分に二重結合がなくすべて飽和結合で構成されている。
*5熱による劣化に耐える性質。

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