カネカ 末梢血管用高圧拡張バルーンカテーテルを発売

株株式会社カネカ IR・広報部
2017/12/15

株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:角倉 護)は、末梢動脈疾患*1の進行により石灰化した病変に対して血管の高圧拡張を可能とするバルーンカテーテル(商品名:SHIDENⓇ HP)の販売を11月に開始しました。

当社は、長年培った精密成形技術を活用し、末梢血管治療に使われる最小径の0.014 inchガイドワイヤーに対応したカテーテルにおいて、従来の22気圧*2の耐圧を世界最高レベルの30気圧*3まで高めた製品を発売しました。これにより、従来の耐圧に限界があるバルーンカテーテルでは薬剤コーティングバルーンや各種末梢血管用ステント治療で十分な血管拡張が出来なかった症例などの幅広い臨床ニーズに対応することができます。

日本では末梢動脈疾患の患者数は約700万人にのぼると推測されており、足病変を発症し重症化して足切断に至る患者は年間1万人にのぼると言われています*4。従来は十分な血流の回復が得られず、大腿部または下腿部での切断を余儀なくされていた人が、本製品による治療で再び歩けるようになることが期待されます。

血管治療におけるさまざまな課題解決に向け、今後もさらに製品ラインアップを拡充し、患者様のQOLの向上に貢献してまいります。

*1 主に下肢血管が狭窄・閉塞することによって血流が悪くなり、冷感やしびれ、歩行不全や疼痛、ひどい場合は潰瘍や壊死が生じる病気。

*2 0.014インチのガイドワイヤー、バルーン径1.5~4㎜における耐圧。(カネカ調べ)
*3 バルーン径2~3mmは30気圧、以下4mm 28気圧、5mm 24気圧、6mm 20気圧。
*4 日本フットケア学会、日本下肢救済・足病学会報告。

以 上
SHIDENⓇ HPの製品写真

バルーン部分