カネカ 医療機器における消化器事業および電気生理事業の取組みを強化

—グループ会社 リバーセイコーの株式を100%取得し完全子会社化—

株式会社カネカ IR・広報部
2020年7月6日

 株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:田中 稔)は、グループ会社の株式会社リバーセイコー(本社:長野県岡谷市、社長:井口 明彦)*1の全株式を取得し、医療機器受託製造を中心とした事業体制から、製造およびR&B機能(製品開発から営業企画)を併せ持つ医療機器事業会社として再構築します。今後、インターベンショナルな手術*2に使用する消化器分野および不整脈を診断、治療する電気生理分野の事業を拡大、強化いたします。

 今般、完全子会社化に伴い、7月1日より株式会社リバーセイコーを「株式会社カネカメディカルテック」に社名変更し、当社との連携をさらに強化し、ブランド力を高めます。人員、機能の拡充によるマーケティング、研究開発、製造体制の整備、新製品・ソリューションの創出力を高める事で事業機会の飛躍的拡大を狙い、2024年には本事業領域の売上高100億円を目指します。
 同社の製品については、従来通り当社の販売会社である株式会社カネカメディックスが担当してまいります。

 尚、当社Medical Devices Solutions Vehicleは、より幅広いソリューションの提供を通じて医療に貢献するべく、6月1日より組織名をMedical Solutions Vehicleに変更しました。

以 上

  1. 2013年に全株式の80%取得しグループ会社化。
  2. 心臓、血管、脳、消化器などの病気に対して、内視鏡を挿入して行う治療法。

<株式会社カネカメディカルテックの概要>

本社
東京都港区
事業内容
医療機器の研究開発・製造
代表取締役社長
井口 明彦
株主
株式会社カネカ100%出資

高周波止血鉗子

電極カテーテル