さいたま市と「ゼロカーボンシティ実現に向けた共創推進に関する連携協定」を締結

-脱炭素社会・循環型社会の実現及びレジリエンスの強化に貢献-

株式会社カネカ IR・広報(Investors & Public Relations)部
2022年10月7日
 株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:田中 稔)は、10月6日にさいたま市とゼロカーボンシティ実現に向けた持続可能な社会構築の推進に関し、連携協定を締結しました。

 さいたま市は、国が選定した「脱炭素先行地域」の一つとして「さいたま発の公民学によるグリーン共創モデル」の実現による地域の魅力と質を向上させる地方創生に取り組んでいます。当社はさいたま市の活動に賛同し、太陽電池や高断熱の家*1の提供に加え、幅広い環境で優れた生分解性を有する100%植物由来のカネカ生分解性バイオポリマー Green Planet(以下、Green Planet)を活用した環境教育などに協力いたします。
 
 今後、さいたま市とともに環境・エネルギーの分野において、相互に連携・協働し、共に考え、共に創る「共創」の推進を通じて、再生可能エネルギーの利活用や資源・経済の循環の推進に向けた施策を効果的かつ継続的に推進することで、脱炭素社会・循環型社会の実現およびレジリエンスの強化を目指してまいります。


1. 協定内容
  ゼロカーボンシティ実現に向けた共創推進に関する連携協定

2. 協定締結日
  令和4年10月6日

3. 連携事項
(1) エネルギーの地産地消の推進に関すること
(2) 地域循環共生型の都市エネルギーモデルの構築に関すること
(3) 地域脱炭素の推進に関すること
(4) 循環型社会形成に関すること
(5) 環境教育の推進及び普及啓発に関すること
(6) 上記を始めとした「地域循環共生圏」の実現を契機とする、環境・経済・社会の統合的取組の推進に関すること

4.  具体的な取組み
(1) 脱炭素先行地域の実現に向けた取組みの推進
(2) ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)やLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅の普及促進
(3) Green Planet等を活用した環境学習メニューの検討
(4) 次世代技術・イノベーションの活用に向けた連携

5. 協定締結式

さいたま市長 清水 勇人様(右) 株式会社カネカ 代表取締役会長 菅原 公一(左)
 当社は、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)*2」提言への賛同を表明しており、さいたま市との共創において、当社技術および製品を活用することで、2050年カーボンニュートラルの実現に向け一層取り組んでまいります。

                                                                                                                                                                      

*1. 高断熱の家:外断熱と二重通気を組み合わせ、豊かな住みごこちにこだわった「カネカのお家」および「ソーラーサーキット
*2. TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures