メガソーラー向け太陽電池・ガラス封止型モジュールを発売開始

株式会社カネカ 広報室
2011/12/01
株式会社カネカ(本社・大阪市 社長:菅原公一)はメガソーラー向けのガラス封止型モジュールを開発した。日本国内においてメガソーラーの立地検討の多い海岸沿いの遊休地や港湾の倉庫施設への設置を想定し、一層の耐塩害性を考慮したガラス封止型モジュール(寸法:1500x1100x50:単位ミリメートル)を2012年1月より国内で販売を開始する。

2011年8月26日に成立した「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により、2012年7月1日より再生可能エネルギーの全量固定買取り制度がスタートし、国内においても、メガソーラーをはじめとする再生可能エネルギーの導入が加速度的に増大すると期待されている。

従来は裏面の封止用材料として、アルミニウム箔を含む有機材料からなるバックシートを使用していた。今回の新しいモジュールは、裏面の封止用材料として化学的にも安定なガラスを用いたフレームレス構造を実現しており、従来に比べ、材料的にも構造的にも耐塩害性に優れたものとなっている。

この新商品は12月5日から幕張メッセで開催されるPVジャパン展にて発表する。

以 上