ビーズ法発泡ポリオレフィン成形品・樹脂の価格修正について

-3月21日出荷分より、成形品・樹脂とも10%の値上げ-

株式会社カネカ 広報室
2014/03/14
株式会社カネカ(本社:大阪市北区。社長:菅原公一)は、原料及びユーティリティーコスト等の上昇を受けビーズ法発泡ポリオレフィン樹脂(製品名 エペラン・・・物流資材緩衝材用途のビーズ発泡ポリエチレン、エペラン-PP・・・自動車向け衝撃吸収材・内装部品等に広く採用されているビーズ発泡ポリプロピレン)、成形品ともに販売価格を修正します。具体的には、現行価格に対し成形品・樹脂とも10%の値上げとし、本年3月21日出荷分より実施いたします。

ナフサの国産価格上昇の影響により、エペランの主原料であるポリエチレン、エペラン-PPの主原料であるポリプロピレンが上昇しております。加えて、電気、重油、天然ガスなどのユーティリティーコスト等の上昇により成形品の加工費用高騰も収益を圧迫する要因となっております。また、運送費の更なる上昇も予想されております。

当社は、コスト圧縮など、事業収益の改善に努めてきましたが、原料価格、成形品の加工費用等の騰勢に対して、自助努力だけでは限界に達しており、事業存続のためには、需要家への価格転嫁も避けられない状態と判断いたしました。

以 上