カーボンニュートラルへの取り組み ~2050年までに、カネカはカーボンニュートラルを実現します~

カーボンニュートラル実現に向けた方針

  • 当社は、2050年までにカーボンニュートラルを実現するために、まず2030年にGHG排出量30%削減(対2013年比)を実現します。
  • 社内の技術開発体制(「DX・CN Committee」の発足)を強化し、DXの技術とカーボンニュートラル実現のための技術開発を融合させ、取り組みを加速していきます。また自社の太陽電池を積極的に活用し、GHG削減に取り組みます。
  • 太陽光発電を含む環境貢献設備投資を積極的に推進するために、インターナルカーボンプライシング(ICP)の制度設計を検討し、2022年度中に実行に移します。

カーボンニュートラル実現に向けて

カーボンニュートラル実現に向けての具体的な取り組み
注)スコープ1:自社の燃料・プロセスからの直接排出、スコープ2:他社エネルギーからの間接排出

「DX・CN Committee 」の発足

2022年4月1日付でTask Force「Sustainability(SX)本部」のなかに設けた「DX・CN Committee」が、DXの技術とカーボンニュートラル実現のための技術開発を融合させ、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて取り組みを強化・加速していきます。

主要な技術開発テーマ

I. 2030年にGHG排出量の30%削減(対2013年比)

  1. ①既存の製造工程での継続的な省エネ
    対前年比1%削減の継続
  2. ②プロセス革新(Step-1)
    既存の製造プロセスをより生産性の高いものに転換
  3. ③自家発電設備の燃料転換(Step-1)
    石炭をLNGに転換
  4. ④再生可能エネルギーの活用、購入電力のグリーン電力化
    まずは社内への太陽電池設置、非生産部門のグリーン電力化を進め、
    生産部門のグリーン電力化、社外での太陽電池設置へと展開

II. 2050年にカーボンニュートラルを実現する

  1. ⑤プロセス革新(Step-2)
    CO2排出を最小化する革新プロセスの開発
  2. ⑥自家発電設備の燃料転換(Step-2)
    水素やアンモニアの活用によるCO2削減
  3. ⑦CO2の利用・回収・固定技術の開発
    CO2を原料とする生分解性バイオポリマーの生産など
  4. ⑧事業ポートフォリオの変革
    エネルギー多消費事業の構成比ダウンにより事業拡大による排出増を緩和

身近なCO2削減の取り組み

  • 工場への太陽電池の設置:14.3MWがすでに稼働
  • 倉庫のカーボンニュートラル化:太陽電池の設置に加え、フォークリフトのEV化を推進しています。

環境配慮製品の開発

  • 高効率断熱材、次世代太陽光発電システム、蓄電池などの開発を通して、GHG削減に貢献します。

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