人材戦略
Trust & Respect
カネカはHuman Driven Company

カネカ1on1を柱とした人材・リーダー育成

人の心に火をつける「カネカ1on1」

人がすべてです。人を想い、人に寄り添うコミュニケーション力を高めることが経営の大きな課題です。
人の心に火をつけたい。その想いを込めて創りあげたのが「カネカ1on1」です。

<カネカ1on1に込めたネガイ>

  • 人の成長を通して企業価値を高め、会社の成長をドライブする。
  • チームの上司と部下が頻繁に 1対1のダイアローグを行い、計画の進捗と部下のキャリア形成を意識した能力開発の進展をレビューする。
  • 対話による関係構築で人と組織をエンパワーする(心に火をつける)。
人の心に火をつける「カネカ1on1」

カネカ1on1は、上司と部下の高頻度な対話(コミュニケーション)により、上司と部下の関係性を強くすることで、部下の内発的動機に働き掛け、自律性・主体性を引き出すことを目指しています。

2018年度から幹部職を対象として取り組みをスタートし、主任層、担当層に対象を段階的に広げてきています。対話によって打ち手を柔軟に軌道修正しながら「個人の力と組織の力」を向上させています。

カネカ1on1の拡大

さらに、カネカ1on1の効果を高めるためワークショップを開催しています。
リーダーシップとフォロワーシップを高めるべく、「カネカ1on1」を進化させます。

カネカ1on1ワークショップ

幹部職を対象とした上司のコーチング力向上に取り組んでいます。
傾聴、認知、質問のポイントを専門の講師による講義と演習を通して学ぶプログラムです。2021年度は、145名が受講しました(開講以来505名が受講)。

カネカ1on1チームミーティング ワークショップ

チーム力・組織力に対する取り組みとして、組織目標の達成に向けたチームビルディングを「カネカ1on1チームミーティング」としてワークショップをスタートしました。幹部職を対象とした専門講師による講義と演習を通して、ミーティングの運用方法を考えるプログラムです。2021年度は、21名が受講しました。

人の心に火をつけるリーダー

将来の経営幹部候補、事業や業務を力強くけん引するリーダー人材の育成に向けて、海外グループ会社も含めた研修を実施しています。受講者のなかから部門長や海外グループ会社の経営層が誕生しています。

「一粒の種モミ塾」

経営トップが主催する「一粒の種モミ塾」は2022年で第8期を迎えました。
塾生は、経営トップの考えに直接接し、また講師陣から多くの気づきを得ています。
キャリアを広げるローテーションやチャレンジングなアサインメントを通じて、新たな経験の獲得や異なる環境でのリーダーシップやマネジメント力を強化します。

「The Leadership Challenge Workshop」

「人の心に火をつけるリーダー」への成長に向けたマインドセットとリーダーシップ開発の機会として、リーダー層を対象にワークショップを開催しています。国内外の受講者数は、累計で2,000人近くになりました。ワークショップでの気づきと学びを生かし、リーダーシップの実践力を高める取り組みを継続して進めていきます。

プログラム名 2021年度受講者 2022年度受講者 開講以来の累計
一粒の種モミ塾 12名
(うち女性3名)
12名
(うち女性3名)
97名
(うち女性7名)
The Leadership Challenge Workshop 海外 ※1 海外 ※1 海外 464名
国内 114名 国内 56名 国内 1,465名

※1 海外人材を対象としたワークショップは未開講。

多様な人材の活躍に向けて

多様な人材の活躍に向け、人の育成に取り組んでいます。
前述のカネカ1on1を基盤とする日々の取り組み、また高い視座を求める一粒の種モミ塾によるリーダー層の育成に加え、グローバルで活躍する人材を広げる語学教育(英語・中国語)に力を入れています。

2021年度の全社研修の実績

図:2021年度の全社研修の実績

語学教育の受講者

研修の狙い プログラム 2020年度 2021年度 2022年度
海外ビジネス・海外駐在において必要な語学を習得する。 英語・中国語研修(選抜型) 70名 68名 70名
英語・中国語研修(挙手型) 348名 286名 274名
赴任前語学研修 7名 10名 7名
高い語学力の習得、異文化を理解する。 海外グループ会社での実務経験(派遣研修) 3名 3名 4名
語学留学制度 ※2 ※2 ※2

※2 コロナ禍の影響により開催を見送り。

セキュリティ、コンプライアンスの醸成
情報セキュリティ、コンプライアンス、ハラスメントや労務管理などについて、eラーニングを活用した研修メニューも拡充しています。

人権・コンプライアンス教育

狙い プログラム 2020年度 2021年度 2022年度
人権・コンプライアンス教育 新入社員導入研修 129名 83名 74名
新任幹部職研修 59名 57名 65名
幹部職に必要な労務管理知識の習得 幹部職向け コンプライアンス研修 784名 840名 860名

一人当たりの研修費用

図:一人当たりの研修費用

(注)2018年度から2019年度の研修費用の減少は、研修制度・体系の見直しに伴い、教育関連のDX推進とオンラインやeラーニングの研修へ移行したことが大きな要因です。

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